ベリル(緑柱石)の特性、特徴、希少性、石にまつわる伝説について

イエローベリル
ベリル(緑柱石) 完璧なプリズム状の六角柱状の宝石
原産地 アフガニスタン、ブラジル、コロンビア、パキスタン、南アフリカ、タンザニア
多様
属性 ベリル
硬度 7.50 - 8.00
屈折率 1.56 - 1.60
比重 2.66 - 2.87

ベリルの名は古代ギリシャ語で海水の高貴な青緑色を意味する「ベリロス」に由来しています。ベリロスは、もともとは緑色のジェムストーンすべてを指す言葉でしたが、のちにベリルのみを意味するようになりました。ベリルという言葉は古代の交易都市ベルールと関係しているという学者や、古代インドに起源がある(古いヒンディー語の「ヴェルーリャ」あるいはサンスクリットの「ヴァイドゥーリヤ」)という学者もいます。

ベリルは仮色のジェムストーンで、完全に純粋なものにはまったく色がありません。結晶の中に少量の金属成分が含まれることにより、様々な色になります。アクアマリン、エメラルド、レッドエメラルド、ホワイトベリル、モルガナイト、ヘリオドールなどは、すべてベリルの仲間です。

べリルについて

ベリルの仲間には様々な色があり、特に名前のついているものに関しては以下のリストを参照してください。その他の色のものについては、「イエロー・ベリル」など、ベリルの前に色の名前をつけて呼んでいます。

アクアマリン パステル系の緑っぽい青から青
ビクスバイト
エメラルド
ファイアー・ベリル(ゴシュナイト) 無色
ヘリオドール 黄色がかった緑
モーガナイト パステル系のピンクからサーモンピンク

ベリルは通常それぞれにプリズム状の完璧な六方晶系六角柱状をしていることで知られています。結晶は非常に大きなものも多く、8メートルもありながらきちんとした結晶になっている物もあることも確認されています。このような巨大な結晶のうち、ジュエリーに使えるだけの品質を持っているものは限られているというのは、しかたのないことでしょう。ベリルの仲間は、色々なカットを施され、ものによっては星状光彩(星のような輝き)やシャトヤンシー(キャッツアイ効果)などを見せます。またトラピッチェという歯車のような模様を持つ珍しいエメラルドもあります。