ラブラドライトの特性、特徴、希少性、石にまつわる伝説について

ラブラドライト
ラブラドライト ラブラドレッセンス
原産地 中国、インド、マダガスカル
無色、オレンジ、赤、スモークグレー、黄
属性 フェルドスパー
硬度 6.00 - 6.50
屈折率 1.55 - 1.57
比重 2.65 - 2.75

ラブラドライトの名は、発見場所であるカナダのラブラドル半島からきています。きらめくパステルや深い金色をしていますが、魔法にかかったような色の動きが見られる「ブラック・レインボー」と呼ばれる種類もあります。ラブラドライトは途方もなく美しいジェムストーンで、どの季節の洋服にも合わせることができます。

伝説

ラブラドル半島の先住民たちは、魅力的な色の動きからラブラドライトを「ファイヤーストーン」と呼 び、神秘的な性質があるとして、ジェムストーンを粉にして、病気を治す魔法の薬を作りました。 興味深いことに、近年の神秘主義者の中にも、ラブラドライトは魔法を助け、想像力を解き放ち、人間の限界を克服させてくれると信じている人たちがいます。

ラブラドライトについて

ラブラドライトはナトリウムに富んだプレイジオクレース・フェルドスパー(斜長石)の一種です。透明なラブラドライトは比較的インクルージョン(内包物)もなく赤やオレンジ、黄色、無色などがありますが、「イリデッセンス」という虹のような色の効果を見せるスモークグレーの種類のほうが、ジュエリーに使われることが多いです。

光沢のある金属のような反射(シラー)はチョウの羽に似ているとも言われ、宝石学者が「ラブラドレッセンス」とも呼ぶこのイリデッセンスは、光がある一定の角度からジェムストーンに当たると、素晴らしい虹色の反射が見られるというものです。これは結晶の格子のゆがみやひびなどが光に干渉し、光を虹色に分けるためで、すみれ色、青、緑、黄、金色、それに赤みがかったオレンジ色などが見られます。非常に珍しい種類のスペクトロライトは、虹の色を完璧に出すことができます。このスペクトロライトは昔からフィンランドだけで見つかっていましたが、現在はインドでも採掘されています。 ラブラドライトの色の動きを観察する時は、ジェムストーンを様々な角度から見た時のラブラドレッセンスの力と色の鮮やかさに注目してください。異なる色を見ることができ、同時にいくつかの色を見ることもできるかもしれません。