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ラピスラズリの特性、特徴、希少性、石にまつわる伝説について

ラピス・ラズリ
ラピス・ラズリ ロウのような光沢
原産地 ブラジル、インド、マダガスカル、メキシコ、南アフリカ、タンザニア、アメリカ
黒、青、茶、淡黄褐色、緑、グレー、赤、黄褐色、白、黄
属性 クオーツ
硬度 5.00 - 6.00
屈折率 1.50
比重 2.50 - 3.00

「ラピス」という言葉はラテン語で「石」を意味します。「ラズリ」と「ラズライト」という名前はペルシャ語の「ラズワルド」、ラテン語の「ラズルム」から来ていて、どちらも青や天空という意味です。ラピスラズリという名前は、ラピスと縮められることもよくあります。

> ラピスラズリを使用したジュエリーを見る

伝説

ラピスラズリほど長く、多くの逸話に彩られた歴史をもつジェムストーンはまずありません。ラピスラズリはシュメールのギルガメシュ叙事詩(紀元前2600年)や聖書の出エジプト記に記述があり、また、古代エジプト人が宗教儀式で使用していました。エジプトの「死者の書」のあちこちに登場するだけでなく、ツタンカーメンを含め、王家の墓所でラピスを使った品々が発見されています。古代の都市国家ウルでは、紀元前4000年にはラピスの交易が盛んに行なわれていました。

ギリシャ人とローマ人は、ラピスを勇敢な行為の褒美として使い、ローマ人の多くはラピスには媚薬作用があると信じ、ギリシャ人とローマ人はまたラピスを象眼細工やジュエリー、お守りや魔よけにも使いました。彼らはラピスを「サフィルス」(青)と呼び、それが現在コランダムの青い仲間サファイアの名前となっています。 ラピスが最初にヨーロッパに紹介された時には、「海のかなた」という意味の「ウルトラマリーヌム」と呼ばれました。ラピスは粉末にして油と混ぜてウルトラマリンという顔料にされ、ルネサンス期の絵画の美しい青として残っています。ウルトラマリンは1828年以降合成されています。

中世において、ラピスラズリは手足を健康に保 ち、魂を過ちやねたみ、恐れから遠ざけると考えられました。17世紀には薬品として、流産やてんかん、痴呆を防ぐために使われたのです。 優れた治癒と浄化の力があるとされたラピスは、悟りへの道を示し第3の目を開くと言われています。古の錬金術師がよく使った石であり、薬品、化粧品、絵の具に使われました。また、能力や成功、神の恵、古くからの知恵を与え、喉の痛みを取ると信じられてきました。かつては黄金と同じくらい価値があったのも不思議はないと言えるでしょう。

アラブの地理学者イスタフリは、10世紀にアフガニスタンのラピス鉱山を訪ねた時のことを記録し、マルコ・ポーロもそこを訪れ、1271年にそのことを書いています。

ラピスラズリについて

アフガニスタンのバダフシャン地方のサル・エ・サングにある有名なラピスラズリの鉱山は、約七千年にもわたって採掘され、世界で最も古く、長期間操業している鉱山のひとつです。

ラピスラズリは実のところ岩石です。主成分はラズライト(青金石)ですが、真鍮色のパイライト(黄鉄鉱)の斑点や、筋状やまだら状になった白いカルサイト(方解石)も含まれます。最高品質のラピスラズリは鮮やかなロイヤルブルーで、カルサイトは見えず、パイライト(愚者の黄金)のきらめく斑点が表面に軽くふりかけたように広がり、神秘的な魅力を添えているのです。