パイライト&マーカサイトの特性、特徴、希少性、石にまつわる伝説について

マーカサイト
パイライト&マーカサイト 商品名はマーカサイト
原産地 オーストリア、中国、メキシコ、ルーマニア、ロシア、南アフリカ
ゴールデンイエロー
属性 パイライト
硬度 6.00 - 6.50
屈折率 測定不可能
比重 5.00 - 5.20

パイライトは輝くようなゴールデンイエローで、金属光沢をもっています。ギリシャ語の "pyr(パイ)"が語源で、「火花が出るジェムストーン」という意味で名づけられました。パイライトで鉄を打つと火花が出るからです。パイライトはゴールドと間違えられますが、パイライトはゴールドより軽くて耐久性があります。そして表面には凹凸があり、ゴールドにはない属性があります。ゴールドと間違うのは愚か者だけだということから、別名「愚者の黄金」とも呼ばれています。

マーカサイトは、パイライトの宝飾品としての商品名で使われています。本物のマーカサイトは、ジュエリーには適していないため、マーカサイトと呼ばれているものは実はパイライトです。外見が似ていたため、何百年も前から混同されていました。マーカサイトという名前は、アラビア語の「marqashith」に由来しますが、これはペルシア(イラン)北東部の古い地方にちなんでパイライトにつけられた名前でした。マーカサイトのジュエリー(パイライト)は、ビクトリア女王時代に流行しました。マーカサイトのジュエリーは、通常丸い形にカットし研磨したパイライトを用い(スクエアカットも使われることがある)、その輝きを強調するためにスターリングシルバーのビーズの間にパヴェ・セッティングでセットされます。光を捉え、小さなダイヤモンドのように輝くので、このような方法が取り入れられました。マーカサイトのジュエリーには、925シルバーのリング、イアリング、ペンダント、ブローチ、ネックレス、ブレスレットなどがあります。

伝説

古代ギリシャでは、飾りピン、イアリング、魔よけなどに使われました。アメリカインディアンは研磨して鏡として使用していました。パイライトは「ヒーラーのゴールド」としても知られ、クリスタル療法では、知性と守護のジェムストーンとして高く評価されています。

パイライトについて

パイライトは硫化鉄鉱のひとつです。原石の状態では、パイライトの結晶は立方体、八面体、五角十二面体(黄鉄鉱型)をしています。双晶は十字形になるので、相互侵入の方結晶のように見えます。コレクターに特に人気があるのは「パイライトサン」あるいは「パイライトダラー」と呼ばれる扁平な円盤状のものです。

パイライトは副成分鉱物として火成岩に見られるほか、堆積岩、特に黒色頁岩や、変成岩でも見られますが、特に多いのは粘板岩です。化石の置換鉱物として発見されることもあります。