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ジェムストーンとは? UNDERSTANDING GEMSTONES

色石の持つ、美しさ珍しさ、歴史を感じさせる神秘的な雰囲気は時代を超越しています。多種多様な種類と色が揃っているという点ではダイヤモンドが引け目を感じてしまうほどではないでしょうか。またそれ故に、購入の前には、宝石についての基礎的な知識が必要になります。 宝石の価値を理解し評価することは、いい買い物をするのに絶対不可欠なものです。購入しようとする宝石の種類が何であれ、覚えておきたい定番のルールがいくつかあります。

宝石とは何?/What is a gem?

GIA(米国宝石学会)では「宝石とは、鉱物(地球の地質学的な作用によってできた鉱物の結晶した個体)または有機物(真珠のような動物や、琥珀のような木といった有機的な生命現象によってできた物質)で、装身具として使われ、美しく、稀少で、永続性があるという特質をもったものを言う」と教えています。GIAによると、美しさ、稀少性、永続性の三つの特質のうちひとつでも欠けていれば、宝石としての価値を失う恐れがあると言っています。

宝石の評価に関連して、4Cという言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。4Cとは、カラー(colour)、カット(cut)、カラット(carat weight)、クラリティ(clarity)の4つのことです。世界中の宝石の専門家や鑑定家がこうした要素を信頼していますが、本書ではさらに、色石を購入する際、そのほかに考慮する必要のある基本を取り上げることにします。

カラー/Color

パライバ・トルマリンは微量の銅によって発色するので、多色性の宝石です。

当然ながら、カラー(色)は色石を評価するにあたって最も重要な要素です。一般的に、宝石の色が魅力的であればあるほど、価値はより高くなります。明るく鮮やかで濃い色は、暗い色や淡い色のよりも良しとされ、垂涎の的となります。しかし、モルガナイトやローズ・ド・フランス・アメジストのような例外もあります。特定の色合いが宝石の価格を左右することもありますが、色は主観的なものなので、個人の好みも大変重要です。また理想としては、色は主な光の条件下ではに常に魅力的であるべきなのです。つまり室内でも戸外でも、昼間でも夜でも、宝石というものはいつでも美しくあるべきなのです。

タンザナイトの青紫やアパタイトの明るい青緑のように、違う色合いが混じり、組み合わさった石は魅力的で、価値も上がります。また、多くの宝石には、その種類でまさに最高の色を示す特定の表現があります(たとえば「コーンフラワーブルー」のサファイアなど)。そうした用語は、その宝石の種類に見られる中でも一番望ましい色を指しています。ほとんどの宝石の発色には、その宝石固有の成分による「自色性(イディオクロマティック:鉱物の結晶構造に常に含まれる発色成分から結果としてみられる)」と呼ばれるものと、微量元素による「他色性(オロクロマティック:普通の結晶の一部ではない、微量の成分によって色が現れる)」と呼ばれるものがあります。しかし、宝石の中には、カラーダイヤモンドやブルートパーズのように、「カラーセンター(色中心)」によって発色する石もあります。カラーセンターとは、光を吸収して発色する結晶構造の欠陥のことです。

カット/Cut

ダイヤモンドと違い、色石はさまざまな光学的特性をもち、同一の理想形ににカットすることはできません。上手くカットされた色石とは、均一な色をもち、内包物の数は許容範囲であり、すぐれた輝きを見せ、上から見たときにカラットの大部分が見えるものです。宝石は自然の作り出したものなので、カッティング時にはカラット重量を維持することと、美しさとの両立を考えなければなりません。

宝石のカッティングのスタイルは大きく2つに分けられます。ファセット、つまり幾何学的にカットされ平らに研磨された面のあるものと、ノン・ファセット、つまりカボションカットのように、幾何学的に作られた研磨面がないものの2種類です。

カラット重量/Carat weight

1カラットの宝石3個よりも、3カラットの宝石1個の方が通常は価値があります。

宝石の重量はカラットという単位で測ります。この古典的な計測単位は、中東やアジアのバザールで宝石を測るのに伝統的にイナゴマメ(キャロブ)が使われていたことに始まります。大きさと形が常に一定であることからイナゴマメが使われたのです。ヨーロッパでは1907年、アメリカでは1913年に、カラットは1グラムの五分の一(1カラットは0.2グラム)と規格化されました。1カラットより小さい宝石は、「ポイント」というカラットの百分の一の単位で測ります。たとえば、50ポイントの宝石は二分の一カラットと言うこともでき、 25ポイントの宝石は四分の一カラットと言うことができます。「カラット(carat)」という用語は「カラット(karat)」とよく混同されます。カラット(karat)は金の純度を表す単位で、カラット(carat)とは関係ありません。ただ、どちらもイナゴマメを使ったことから来ているというだけで、「karat」の場合、金に加える金属の重量を測るのに使われているのです。

一般的に、宝石の重量が増すと、カラットあたりの価格も高くなります。大きな宝石は小さな宝石より貴重ですから、カラットあたりの価格は特別に高くなるのです。たとえば、3カラットのルビーは、同等の品質の1カラットのルビー3個よりはるかに高価になります。同じカラット重量のひとつの宝石よりも小さな宝石をいくつか組み合わせて同じ重さになる方が高価になる唯一の場合は、それぞれの宝石にすべてファセットをほどこす苦労が、石の価格の違いを超えたときだけです。

宝石の価値は、あるキーとなる重量を超過すると急激に跳ね上がります。たとえば、実際のサイズが無視できるほどの差でも、2.01カラットのルビーは、1.99カラットのルビーより高い値がつけられます。宝石の値付けは、「非常形の増加尺度」に悩まされていると言います。具体的な状況を例に説明すると、1988年10月にニューヨークのサザビーズで売られた16カラットのルビーは、驚いたことに363万ドルでした!もしも宝石の価格設定が直線的に重さに比例するとしたら、同一の1カラットのルビーは226,875ドルもすることになってしまいます。

宝石は自然の作りだしたものなので、二つとして同じ宝石はありません。従って、GSTVの保証書に指定された重量は、それぞれのジュエリーデザインを作るのに使われるMTGW(最小合計宝石重量)です。ひとつひとつ手作りの品ですので、たいていは宝石の重量は記載されたものより重くなっています。 カラット重量の端数を切り捨てた宝石を購入される場合は、カラットを大きくするためにカットの品質(美しさ)について妥協していないか、よく確かめましょう。美しさが損なわれると宝石の価値も下がってしまいます。

コンフリクトフリー/Conflict free

GSTVでは顕微鏡やその他の宝石鑑定用装置が毎日使われています。

6つの「C」はコンフリクト・フリー。GSTVで販売するダイヤモンドはいずれも紛争の資金調達には関わっていない、国連決議(キンバリープロセス)を遵守した正規の業者から供給されています。直接の確認、および供給者の保証書に基づき、GSTVは当社の扱っている宝石が紛争やテロリズムの資金源に関わっていない、合法的な正規の業者から購入されたものであることを保証いたします。

耐久性/Durability

ダイヤモンドは最も硬い宝石ですが、最も強いわけではありません。

「貴重な宝石への愛は人間の心に植えつけられている」宝石学者ジョージ・クンツは著書“TheCurious Lore of Precious Stones”の中で述べています。「その理由は、宝石の色や輝きだけでなく、その耐久性にもあると考えなくてはならない」そしてさらに、「宝石の光沢と色合いは数千年前も今も同じで、あと数千年が経った後も同じことだろう。変化する世界にあって、この不変性はそれと自体魅力なっている」

宝石は、何年も身につけても割れたり色あせない耐久性がなくてはなりません。その輝きと美しさは非常に長い間続くもので、時には所有者の寿命より長く、息子や娘の代に引き継がれ、続く世代にその真価を認めさせるものなのです。永く装用できる高い耐久性のある宝石は、耐久性の低い宝石より一般的に価値が高いものですが、適切な手入れさえすれば、どんな宝石のジュエリーも次の世代に譲り渡すことができるものです。

耐久性は三つの特性が組み合わされたものです。

ジェードは表面の硬度は強くないですが、大変丈夫なジェムストーンの一つです。

Hardness:硬度これは、表面を引っ掻いたときに傷つきにくい性質のことです。天然の物質で最も硬いのはダイヤモンドです。ダイヤモンドに続く硬度の第2位はコランダム(ルビーとサファイア)、第3位にトパーズが続きます。 硬度は1から10の尺度で表されます。硬度10が一番硬く、硬度1は一番やわらかいのですが、比較による相対的な尺度であって、硬さが数値に比例するわけではありません。選ばれた鉱物が硬度レベルの基準になっています。このシステムは十八世紀ウィーンの鉱物学者フリードリッヒ・モースが考案し、その名前がつけられています(モース硬度)。

Toughness:堅牢性(靱性) これはフラクチャー(割れ:変則的で方向性のない破損)やクリーベッジ(劈開:ある一定の結晶面に沿って裂けること)が発生するのをくいとめるのことです。

Stability:安定性 物理的・科学的ダメージに対する抵抗力のことです。

稀少性/Rarity

インクルージョンはエメラルドの自然な特徴です。

そもそも宝石の定義からいって、宝石とはすべて珍しいものです。稀少性は多くの場合互いに連性のない三つの方向から語ることができます。

Geological:地質学的/Marketplace:市場/Comparative:比較

一般的により珍しい宝石のほうが珍しくない宝石より高く評価されますが、地質学的な珍しさは必ずしも市場で高い価値がつけられるかどうかには結びつきませんし、またその逆もあります。宝石の珍しさと、マーケティングが大きな役割を果たします。地質的に珍しい宝石であることが、商業的に存続可能かどうかを危うくすることもあります。

ツァボライト・ガーネットはエメラルドより稀少で、エメラルドより美しいこともよくあるのですが、稀少であるために、その価値を消費者が認識しているかどうかという点でエメラルドに太刀打ちできないのです。ダイヤモンドの在庫が莫大な量にのぼり、世界中で新しい鉱脈が発見されていることからすると、他の多くの色石と比べたとき、ダイヤモンドは特に珍しいものではありません。市場で販売される磨かれたダイヤモンドを徹底的にコントロールし、さらに消費者向けに洗練された宣伝をすることで、ダイヤモンドは珍しく、誰もが欲しがる製品として認知されるまでになったのです。

もしもある宝石の種類が大変稀少なため、基本的に一般の人々には知られていないとすると、その石は「エキゾチックジェム (exotic gem)」 に分類されることが多くなります。ボラサイト (Boracite)、チルドレナイト(Childrenite)、シンプソナイト(Simpsonite) のような宝石はきわめて珍しく、魅力的で、耐久性もありますが、こうした宝石が存在するということすらほとんど知られていないために、その稀少さに見合った価格に値付けすることができないのです。

ペアとスイート/Pairs and suites

色、クラリティー、カットがぴったり一致するペア、またはスイート(一組)の宝石は、同程度のクォリティの単独の宝石よりも、カラットあたり、または一個あたりの単位が高くなります。多くの宝石が稀少であることからして、品質の一致するセットはあまりにも発見が難しく、そのセットのなかの宝石がひとつずつ別々に売られた場合よりカラット単価は高くなることでしょう。

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