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【私の宝石物語】俳優・船越英一郎さん≪前編≫

各界で活躍する有名人の方々が、宝石への想いを紡ぎ出す「私の宝石物語」。
今回は、ドラマ・映画は勿論、司会やバラエティ番組などでもマルチに活躍する俳優・船越英一郎さんが登場。 「サスペンスの帝王」船越さんは、きらめく宝石にどんな想いを抱くのか。 知られざる宝石秘話に迫ります。

船越英一郎さん

刑事や医師、火災調査官役などを熱演し、「2時間ドラマの帝王」の名を欲しいままにする船越さん。役柄のイメージから「宝石」はおよそ連想できませんが、普段の船越さんはどうなのでしょうか?

「我が家はどうしても奥さん(女優でエッセイストの松居一代さん)が宝石好きというイメージがあって、僕に宝石好きのイメージはないと思うけど、実は僕も負けないくらい宝石が好き!(笑)男性だと鉱物ファンが多いけど、僕は原石よりも、磨かれていわゆる装飾品になった宝石が好きですね。キラキラ光るものが好きなのかもしれません。」

意外にも、宝石が大好きだという船越さん。そのルーツは、今は亡き父、昭和の名優・船越英二さんと過ごした子供時代にあるといいます。

「実は父親が無類の宝石好きで、自分でも指輪やタイピンなど宝石を身につけていたんです。逆に母親(元女優・長谷川裕見子さん)は宝石にそれ程興味はなかった。ところが父親がまぁ宝石が好きで。子供の頃、父親と一緒に出かけると、必ず宝石屋に行くんです。そこで2時間でも3時間でも、宝石を見ている人でした。お店の人が次から次へと宝石を出してきて、親父と宝石の話で盛り上がって。そんな光景をよく覚えています。勿論、親父は自分用の宝石を見てるんだけど、やっぱり母親につけさせたかったんだと思います。」

父・船越英二さんと出かけた宝石のウィンドウショッピング。それこそが船越さんの原風景。宝石への憧憬は、そこで培われていたのです。 そして30代の半ば。初めて担当したテレビショッピングの番組で、宝石を紹介。間近で宝石に接し、宝石屋さんから話を聞いたことで魅力を感じるようになり、宝石への想いが再燃。ついには、お父さんと同様、宝石のウィンドウショッピングを楽しむようになったといいます。
そんな船越さんの指に、この日輝いていたのが、ブルーサファイヤのリング。

▲ お母様のブルーサファイアをリメイク
した指輪

▲お父様が大事にしていたダイヤの指輪

「これは亡くなったお袋の指輪をリメイクしたもの。親父がお袋に贈った指輪で、親父が亡くなった後、お袋が僕にくれたんです。それでどうしたら僕が身につけられるか、知り合いの宝石屋さんに相談したら、リメイクを薦められて。で、リメイクしてみたら、お袋がものすごく喜んでくれて!『これでお父さんの想いが、私からあなたに伝わって、ずっと生き続ける』って、涙を流して喜んでくれたんです。」

それをきっかけに、両親が残した宝石を、リメイクするようになった船越さん。
ブルーサファイヤの指輪と共に、もう一つ大切にしているのが、ダイヤの指輪。

「親父が一番大事にしていたダイヤの指輪を、サイズだけを変えて、デザインはそのままでブラッシュアップしてもらいました。これは僕も年中つけていますが、例えば親父が好きだった鮨や焼肉、ステーキを食べに行く時ははめて行くし、親父が好きだった場所へ行く時も、必ず『親父』を連れて行きます。勿論、お袋が好きだったものを食べに行く時や、お袋が好きだった場所、お袋が好きだった人に会いに行く時も、絶対にお袋の形見のリメイク指輪をして行きますね!」

ちなみに、お母様が一番大事にしていた真珠は、お母様から奥様・一代さんに、「私が死んだら、あなたがつけてね。(デザインは)このままじゃなくていいから」の言葉と共に贈られ、今は一代さんによってリメイクされ、大切にされているそうです。
亡き父・船越英二さんの薫陶を受け、今では父にも負けない宝石好きになった船越英一郎さん。次回は船越さんが信じて止まない、宝石の持つチカラについて伺います。お楽しみに!

船越英一郎さん プロフィール

1960年生まれ。
神奈川県湯河原町出身。 日本大学芸術学部映画学科卒業。
1982年のデビュー以来、ドラマ・映画で活躍。出演した2時間ドラマの数は300本を超え、 「2時間ドラマの帝王」「サスペンスの帝王」の異名を持つ。 主演シリーズに「火災調査官・紅蓮次郎」「外科医鳩村周五郎」「刑事吉永誠一 涙の事件簿」などがある。

番組ガイド誌「ジュエリー☆GSTV番組表」 2015年6月号掲載)

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