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【私の宝石物語】歌手・岩崎宏美さん≪後編≫

各界で活躍する有名人の方々が、宝石への想いを紡ぎ出す「私の宝石物語」。今回は、デビュー40周年を迎えた、日本を代表する歌姫、岩崎宏美さんの後編。 前号では、40年の歌手人生を彩る、「煌めき」の記憶をたどってくれた岩崎さん。 今回は、そのプライベートに寄り添い、華やぎを添える、大切な宝石について伺います。

岩崎宏美さん

岩崎さんが仕事以外で、肌身離さず身につけているジュエリー。それはご主人から贈られたエンゲージ&マリッジリング。ルビーのピンキーリング。そして愛犬を彫刻したカメオのペンダント。どれも大切なジュエリーですが、今は亡き愛犬「ベリー」を再現したカメオのペンダントには、一際思い入れが深いといいます。

「ミニチュアダックスフントのベリーは、12年間一緒に暮らした愛犬で、辛い時期の私を、本当に支えてくれた犬だったんです。」

最初の結婚に破れ、二人の子供達と離れ離れに。加えて、歌手の命ともいうべき声帯にポリープが出来、手術を余儀なくされるなど、精神的に落ち込み、カーテンさえ開けられないような日々。そんな岩崎さんにいつも寄り添い、見守ってくれたのが、愛犬ベリーでした。

▲ 愛犬ベリーと、自分のお名前を
数字で表した大切なカメオ

「だからベリーが病気になってもう長くないと分かった時は、本当にショックで。そんな時、デパートの催事で、たまたま写真からカメオが作れることを知って、その場で写真を渡して、イタリアのカメオメーカーにオーダーしたんです。」

もともとカメオは好きで、知人からプレゼントされたカメオを、CDアルバムのジャケット写真で着用したり、自分の名前を数字(163)で表したカメオを作ったこともある岩崎さん。注文から一ヶ月後。ベリーの姿を見事に再現したカメオがイタリアから到着すると、それを見届けるかのようにして、愛犬は静かに旅立って行ったといいます。

「「それ以来、ベリーのカメオは肌身離さず身につけています。辛い時、私を支えてくれたベリーといつも一緒。もうお守りみたいなものですね。」

イタリアのシェルカメオ職人によって丹念に作られるカメオは、もはや小さな芸術品ともいうべき、エレガントなジュエリー。岩崎さんを支えた愛犬は、美しいカメオに姿を変え、今も見守り続けてくれているのかもしれません。そしてもう一つ。岩崎さんにとって、かけがえのないジュエリーといったら、現在のご主人から贈られたエンゲージ&マリッジリング。

「6年前の4月1日。自宅でもらったんですけど、ちょうどその時は犬を3匹飼っていて、犬がワンワン吠え出して(笑)何言ってるかよく聞こえなかったんですけど、『宏美さん、僕はこれからも・・』とか聞こえてふと見たら、ひざまずいてエンゲージリングを持ってたんです(笑)」

▲ ご主人から贈られたエンゲージ&マリッジリング

ご主人は、10歳年下のミュージカル俳優、今拓哉さん。岩崎さんにプロポーズするために、岩崎さんをよく知るスタイリストの方に相談したところ、「日本の歌姫にプロポーズするんだから、中途半端な指輪じゃダメ!」とアドバイスされ、気合いを入れて作ったものだとか。

「主人が全財産?かけて作ってくれ、一世一代のプロポーズをしてくれたというのに、犬がうるさくて何も聞こえなかったという(笑)そんなプロポーズでした」

4月22日にリリースされた、デビュー40周年記念シングルのタイトルは、「光の軌跡」。16歳でデビューしてから40年。少女から女性へと移り行くその道はまた、「煌めきの軌跡」でもありました。
そんな岩崎さんが思う、宝石のオシャレとは?

「最近はパールの美しさに夢中で、シックに楽しんでいます。この歳になると、良いものを大切にしていきたい。そう思うだけですね。」

岩崎宏美さん プロフィール

歌手。1958年、東京生まれ。
1975年のデビュー以来、高い歌唱力で次々とヒット曲を生み出し、1982年には130万枚を記録した「聖母たちのララバイ」で日本歌謡大賞を受賞。日本を代表する女性歌手として、歌声を届け続けている。
デビュー40周年記念シングル「光の軌跡」4月22日リリース。セルフカバーアルバム「MY SONGS」5月20日発売予定。 40周年記念コンサートツアーは、5月30日よりスタート。 夏にはニューヨークでの記念公演も予定されている。

番組ガイド誌「ジュエリー☆GSTV番組表」 2015年5月号掲載)

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