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BS-TBS 麗しの宝石物語 5/1(日)午後5:00から2時間スペシャル
ドイツの宝石の街、イーダーオーバーシュタイン

放送開始以来、宝石ファンの方のみならず、宝石に関心がなかった方も含め、多くの視聴者の方々にご 好評をいただいている「麗しの宝石物語」。2015年5月の放送開始から一周年を迎え、2時間のスペシャル放送が決定しました。その舞台はGSTVでもおなじみのドイツの宝石の街イーダーオーバーシュタイン。
 「麗しの宝石物語」では1回目の放送にて訪れていますが、今回はヨーロッパ3か国に保管されている 三大カメオと、ヨーロッパの歴史の中に彩られる美しい宝石の物語をたどる 旅にみなさんをお連れします。特に イーダーオーバーシュタインでは、1回目の放送では訪れることのできなかった特別な工房へも伺いますので宝石 ファンの方は必見の内容です。
 今月号と5月号では、そのロケの様子を「スーパーバイヤー撮影同行レポート」で先取り報告いたしま す。番組では放送されないロケ裏話もありますので、ぜひこちらも読んでから放送をご覧ください。より番組を お楽しみいただけると思います。

お馴染みムンシュタイナー工房

インタビュー中のユッタさん

▲ インタビュー中のユッタさん

才能あふれるムンシュタイナー ファミリー

▲ 才能あふれるムンシュタイナーファミリー

ムンシュタイナー工房

まずは、イーダーオーバーシュタインを語る上でも外すことのできないムンシュタイナー工房でト ム・ムンシュタイナーさんの妻、ユッタさんにお話を伺いました。ユッタさ んはGSTVでも非常に人気の高いムン シュタイナー・カットされた石の魅力を最大限に引き立てる彫金職人です。

女性としての素晴らしい感性を持ったユッタさんのジュエリーには、義父であるベルント・ムンシ ュタイナーさんも絶賛です。芸術品ともいえるジュエリーを生み出すムンシ ュタイナーファミリー。その才能は トムさんとユッタさんの息子さんにも引き継がれています。ユッタさんのお気に入りのジュエリーコレクション の中には、息子さんとトムさんがそれぞ れ贈ってくれた石を使ってデザインしたリングも。まさに家族の愛の詰 まったジュエリーです。

インタビューの後に聞いたのですが、トムさんが、ユッタさんを妻として、そして職人としてどう 思っているかを質問された時に少し戸惑ってしまったそうです。ユッタさん のことは20年連れ添い、もちろん愛 しているけれども、「妻」「職人」という区分けで改めて気持ちを聞かれると何と答えていいか考えてしまった そう。トムさんとしては、職人としての 才能があるから彼女を妻に選んだのではなく、そういったことがなくて も彼女のことを愛しているのだと、伝えたつもりだったけれど、ちゃんと伝わっていたかをとても心配していま した 。なんとも素晴らしい夫婦愛ですね。

宝石博物館にも展示される逸品を生み出す三つの工房

続いて訪れたのは、イーダーオーバーシュタインの宝石博物館に展示されている作品を生み出した 三つの工房、ペートリー工房、ドレアー工房、ツィマーマン工房です。作品 は知っていますが、実際に訪れるの は初めてです。

ペートリー氏

▲ 巨大な器づくりは体力が大切と語るペートリー氏

クリスタルの器

▲ クリスタルの器:天然のインクルージョンが
ガラス製にはない美しさ(ペートリー工房)

巨大な原石

▲ 器づくりのための巨大な原石(ペートリー工房)

ペートリー工房

宝石で作られた大きな器づくりの第一人者ペートリーさん。今ではそれほど大きい作品は作れませ ん、とおっしゃりながらも見せていただいたのは、ダイナミックな作品の数々。

特にクリスタルで作成された器は、ガラスにはないインクルージョンが美しく、目を惹かれます。 大きな原石から余分なところを切り落としながら作品の形を決めていくそうですが、巨大な石をすべて手作業で 行わなければならず、ご本人も、「とても大変な作業だよ」とおっしゃっていました。

ルビーインゾイサイトのカエル

▲ 一つの原石から生み出される彫刻
ルビーインゾイサイトのカエル(ドレアー工房)

二代目の手によるクリスタルの小皿

▲ 二代目の手によるクリスタルの小皿(ドレアー工房)

製作の途中で発見された穴

▲ 製作の途中で発見された穴(ドレアー工房)

ドレアー工房

ドレアー工房はイーダーオーバーシュタインの歴史が始まった時分から宝石研磨を行っている歴史 ある一族。宝石の彫刻を行っているのは今のパトリックさんで五代目です。 二代目のころまでは主に宝石の器を 作っていましたが、ロシアの会社からの依頼で動物の彫刻を始め、今では動物彫刻の代表的な工房となっていま す。

その素晴らしい作品は、動物の生態をじっくりと観察し、解剖学までも学ぶことで生み出されてい ます。躍動感ある動物の動きを細部まで緻密に再現する、そのこだわりの技法が代々受け継がれているのです。

特に素晴らしいのは四代目のころより、石を組み合わせるのではなくたった一つの原石から素材の 違いまで表現すること。一見、別の石の上に載せられているように見えますが、実はすべて一つの原石から作り 上げられています。

天然のバイカラーや母岩などを生かして作り上げられた彫刻は、実際には彫ってみるまでどのよう な形になるかわからないそうです。彫ってみると傷や穴などが見つかり、それまでの製作時間が水の泡になって しまうことも。まさに、自然に調和させて生み出される芸術品です。

ツィマーマン作品のコレクション

▲ ツィマーマン作品のコレクション

ツィマーマン工房にて初めての撮影

▲ ツィマーマン工房にて初めての撮影

ツィマーマン工房

ツィマーマン工房も動物彫刻で有名な工房です。ツィマーマンさんは、もともとドレアー工房で宝 石から動物を生み出すことを学んだそうです。今では独立され、ツィマーマンさんの作り出す、愛くるしいユニ ークな動きを見せる動物の彫刻は多くのファンを虜にしています。

ただ一人で黙々と彫刻をしているというツィマーマンさんの工房へ日本のカメラが入ったのは初め てではないでしょうか。

職人気質のツィマーマンさん、あちこちに動物の写真や絵が置かれていましたが、明かりは各作業 場所の手元のライトだけ。1年に6作品前後しか生み出せないため、何年も完成を待ちわびているファンの方もい るそうです。

シュミット氏と三大カメオ

▲ 左:シュミット氏と三大カメオ 左:ゲマアウグステア

撮影隊が次に向かう先はオーストリアのウィーンです。イーダーオーバーシュタインの巨匠ゲルハ ルド・シュミットさんとともに、彼が複製した三大カメオの一つを取材します。また、ハプスブルグ家を中心と したヨーロッパ王朝時代の宝石の数々も。こちらの様子は、予告後編そして5/1(日)放送の2時間スペシャルでお楽しみください。

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