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BS-TBS 麗しの宝石物語 7月はドイツ

ドイツ イーダー・オーバーシュタイン 取材日記 Part.1

カフェで打ち合わせの際の一枚

▲ カフェで打ち合わせの際の一枚

2016年9月までBS-TBSで放映され、宝石ファンのみならず人気を博した宝石ドキュメンタリー「麗しの宝石物語」、ご好評につき2017年4月から内容を新たに放送しています。2017年7月、8月の放送は、「ドイツ イーダー・オーバーシュタイン」に決定し、6月上旬に現地で番組撮影を行いました。
今回は、特別企画として歌手の由紀さおりさんが出演なさることになり、GSTVデザイナーの日比友里加さんと共に案内させていただきました。放送前に一足早くイーダー・オーバーシュタインでの取材の様子をご紹介します。

世界の宝石が集まる街「イーダー・オーバーシュタイン」

街の広場

▲ 街の広場

新緑が美しいイーダー・オーバーシュタインの街並み

▲ 新緑が美しい
イーダー・オーバーシュタインの街並み

 イーダー・オーバーシュタインは、ドイツの中心都市のひとつフランクフルトから南西に約130キロにある、人口は3万人弱の緑豊かな小さな街です。ドイツ語で「石の上の町」を意味し、ナーエ川の谷あいに位置しています。15世紀半ばにメノウ鉱山が発見されたことから宝石研磨技術が発展し、以降宝石産業の集積地として発展してきました。1870年に採掘が中止されてからも世界中から原石が集まる宝石の街として知られ、老舗の宝石業者が多数あり、著名な宝石彫刻家が世界に向けて素晴らしい作品を作り続ける世界を代表する宝石の街です。
 イーダー・オーバーシュタインに到着し、初日は街の広場にあるカフェで由紀さんと日比さん、撮影スタッフの方々との打ち合わせです。この時期のイーダー・オーバーシュタインは、気温は20℃前後と日が陰るとひんやりしますが、太陽が姿を現せば強い日差しとからっとした風により、とても心地のよい良い天候です。一時雨に降られましたが、晴れ間がのぞき半袖で日を浴びる地元のドイツ人を横目に、見所や歴史をご紹介しながらの打ち合わせでした。
 私は何度も訪れているこの街ですが、由紀さんにとっては初めての場所。この場所でしか見ることのできない宝石や彫刻作品を見ることで、この街の歴史や彫刻家の想いを感じていただきたい、そして感動していただきたいと強く願い、その後数日間にわたり取材先をご案内させていただきました。

本編の見どころ…

お決まりの郷土料理スピースプラーテンも登場します

▲ お決まりの郷土料理
スピースプラーテンも登場します

 イーダー・オーバーシュタインの多様な宝石と人を様々な角度からご紹介するこの番組ですが、今回が初取材の場所も含め、7月30日、8月27日の2回に分けて放送されます。
 今回(7月30日放送分)の一番の見どころは、何と言っても由紀さんと光の魔術師ムンシュタイナー一家との絶妙なやりとりと言えるでしょう。長年、「歌」の道を究めてこられた由紀さんと、宝石カットの道を究めてきたムンシュタイナー氏。表現方法は違っても、人を感動させる芸術の道を究めてきたという点で多くの共通点が見出され、両者のやりとりはどんどん深まっていくのです。
 また、今回は特別にトム・ムンシュタイナー氏のご子息フィリップ君も堂々の登場を果たします。彼の口から何が語られるのか・・・ムンシュタイナー一家三世代と由紀さんとの夢の共演、どうぞお楽しみに。

デザイナー日比による取材先「ちょこっと」紹介のコーナー♪

ドイツ宝石博物館

館ドイツ宝石博物館 館長さんとの撮影の様子

ワイルドな原石や様々なカットがごろごろと展示されていると思っていましたが、様々なカットが施された宝石やカメオ、彫刻などの作品が多岐にわたり豊かに取り揃えられていました。この土地のカットや加工の高い技術を頼り、いかに多くの石がここまで運ばれてきたのか、イーダー・オーバーシュタインの宝石文化を実感できる場所でした。

Munsteiner工房

ムンシュタイナー工房に続く草原の道

▲ ムンシュタイナー工房に続く草原の道

ベルント・ムンシュタイナー氏とともに

▲ ベルント・ムンシュタイナー氏とともに

のどかな草原に馬が走っている、そんな壮大な自然の中に現れる住宅地のうち一軒がムンシュタイナーさんのアトリエでした。あの特徴的なカットを生んだムンシュタイナー一家はどんな方だろうと思っていましたが、とてもやさしく暖かく迎え入れていただきました。ドアの取手や飾りがムンシュタイナーカットでできており、全体がアート作品のようなアトリエです。工房の窓からは庭が良く見え、光が入る気持ちのよい場所でした。雄大な自然とお人柄によって生まれる作品にいっそう魅力を感じました。

Constantin Wild社

社長のヴィルド氏とともに

▲ 社長のヴィルド氏とともに

1847 年創業の歴史ある石屋さん。地下室にある原石庫にはごろごろと大量の原石があり圧倒されました。それだけ沢山の財産があるということなのでしょう。特に目に付いたのはカットされた大粒の色石です。ただ大きいだけではなく、どれも美しく尊厳さを感じさせます。

執筆

ストーンカメオ研究家 三沢 一章

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