BS-TBS 麗しの宝石物語 9・10月はアメリカ

アメリカ産の宝石たち

9月と10月に放送する「麗しの宝石物語」では北アメリカ大陸で産出される代表的な宝石たちの鉱山を2回に分けて巡ります。 今回訪れる地はトルマリン、ターコイズ(トルコ石)、サファイアの鉱山。 その中でもヨーゴ渓谷から産出されるモンタナサファイア、ヨーゴサファイアとも呼ばれるサファイアは、 美しいコーンフラワー色をもつことで有名なので、ご存知の方もいるでしょう。 それぞれの地でそれぞれにある宝石にまつわる歴史。 今回はアメリカを舞台にお楽しみください。

パラ鉱山

ビルさん秘蔵のバイカラートルマリン。

▲ ビルさん秘蔵のバイカラートルマリン。

 サンディエゴから車で2時間ほどの場所にある街、パラ。 ロスアンゼルスとサンディエゴの中間くらいの地にあります。 そこで出迎えてくれたのは、鉱物の収集家で鉱山オーナーでもあるビル・ラーソンさんです。 パラでの滞在は2日間。まず初日は、ビルさんの事務所にある宝石コレクションの数々を見学です。 そこにはアヒマディ博士も唸る、モルガナイトやクンツァイトがあり、見ごたえ十分な内容でした。 しかし、それだけではありません。 ビルさんは秘蔵の品は自宅に保管していたのです。 そこには学術誌の表紙を飾るほど立派なバイカラートルマリンや歴史的鉱物まで所有していたのです。 滅多に見れない宝石たちにお目にかかれて十分に満足しました。

黒いトルマリン。

▲ 黒いトルマリン。

トルマリン採掘に果敢に挑戦するするアヒマディ博士。

▲ トルマリン採掘に果敢に挑戦するするアヒマディ博士。

 パラ滞在2日目。いよいよ鉱山へ向かいます。 ビルさん所有の鉱山をビルさんの息子さんが案内してくれました。 険しい山道を車で移動し、山頂付近にある坑道から入っていきます。 この鉱山で採掘される宝石はトルマリンが主。 ペグマタイトの鉱脈にはアヒマディ博士も大興奮していました。 そして恒例、採掘に挑戦!果たしてトルマリンには巡り合えたのでしょうか?

キングマン鉱山

鉱山主と博士。

▲ 鉱山主と博士。

ついにターコイズの原石を掘り当てた!?

▲ ついにターコイズの原石を掘り当てた!?

 ラスベガスから車で南方へ約2時間弱。 視聴者の皆さんには聞き覚えのある名前でしょう。 ルート66沿いのまさにアメリカンな町、キングマン。 実は昨年の7月の「麗しの宝石物語」で訪れている場所です。 前回も同行したお馴染みカピルさんに加え、今回はアヒマディ博士が新たに加わり、違った目線での見学も期待できます。 さて、肝心の鉱山はというと、山を丸ごと採掘するアメリカならではのスケール。 そのおかげで鉱山には珍しく険しい道のりはなく、すんなりと到着できます。 鉱山主の案内でアヒマディ博士は早速現地調査を開始です。 大きく削られた山肌から岩盤が突き出し、その隙間にターコイズの鮮やかなブルーが覗いています。 その美しさと広大さには誰もが驚き、興奮するでしょう。

キングマン事務所で見せてもらったターコイズ。

▲ キングマン事務所で見せてもらったターコイズ。

 さらに、鉱山事務所では、この地で採掘された様々なターコイズも見せてもらい、その品質をしっかりと確認。 併設されている博物館では、キングマンのターコイズの歴史をお勉強です。 そこでは意外な歴史を知ることに・・・

モンタナサファイア鉱山

モンタナサファイア鉱山

▲ モンタナサファイア鉱山

モンタナサファイア鉱山

 この旅の最終地、モンタナ州フィリップスバーグ。 カナダ国境の少し南、国立森林公園に囲まれた山脈の谷間にあり、その地形は氷河期時代に存在したミズーラ湖によって形成されたといわれています。 このような地で採掘されるのがサファイア。 有名なヨーゴサファイアの産地でもあり、アヒマディ博士もその質に大きな期待を抱いています。 もちろんここでも採掘に挑戦。 いつも思うように発見できないのですが、ここでは、様々なカラーサファイアが発見できたのです。 発見の度に上がるアヒマディ博士のボルテージも最高潮に到達したのではないでしょうか? その後、選鉱プラントでも良質なサファイアを発見でき、さらに、サファイア原石などのコレクションも見せてもらうことができ、充実した鉱山見学を終え、一行はアメリカを後にしたのでした。

今回の模様は、9月24日と10月29日放送の 「麗しの宝石物語」にてお伝えします。お楽しみに。

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